手足や内臓の冷えの対策法
手足や内臓の冷えの主な原因は、筋肉量の不足や運動不足などによる血行不良です。対策としては、筋肉量を増やしたり、運動したりして基礎代謝を上げていくことが有効です。日頃から一駅分歩いてみたり、エスカレーターなどを使わず階段を使うようにしたりと、意識して体を動かすなど対策をするようにしましょう。また、体を温める効果のあるしょうが、ごぼう、かぼちゃ、にんじんなどを調理して食べると冷え対策に効果的です。
代謝を上げるメリットとは？
運動をするなどして筋肉量を増やしたり、体温を上げたりして基礎代謝を上げると、冷えの改善・対策になるだけでなく、様々な効果が期待できます。血行もよくなり、むくみ対策、肩こりや腰痛の改善にも繋がります。また、基礎代謝が上がることで痩せやすくなるため、ダイエット中の人は基礎代謝を上げることでより効果を得られるでしょう。また、新陳代謝もよくなるため、肌や髪も健康的に保つことができます。
冷えは脂肪の原因にもなります
体が冷えていると体に水分が溜まりやすくなり、脂肪も燃焼しにくくなってしまいます。冷えなどによる血行不良は、セルライトを作り出す原因になります。セルライトとは、脂肪細胞のなかに老廃物などが溜まり、脂肪細胞が大きくなったもののことを言います。冷えは脂肪になりやすいだけでなく、血行が悪くなり慢性的な肩こりや手足のしびれ、頭痛などの原因にもなります。体が冷えて体温が1度下がると免疫力は30％も下がると言われています。免疫力が低下してしまうと、様々な病気にかかりやすくなってしまうため、しっかりと冷え対策を行うことが大切です。
冷え対策にはお風呂でマッサージを行いましょう
冷えの改善・対策には、お風呂でリンパマッサージを行うと効果的です。リンパはつま先から膝、おしり、お腹、と下から上へと流れているため、全身をマッサージする際は、かかとからふくらはぎなど、下から上にリンパの流れに沿ってマッサージしていきましょう。太ももには太い血管や老廃物が流れるリンパが集まっているため、太もも、特に内ももをマッサージしてみましょう。血液やリンパの流れがよくなり、温まりやすくなります。太ももが温まると、次第にお腹も温まり、そして手足にも血液が流れていきます。マッサージすることで冷えだけでなく、むくみや便秘対策にもなります。入浴時のマッサージを習慣に取り入れましょう。
